平成26年式（8年落ち）スペーシアの買取相場定点観測

【2022年3月時点】
平成26年式スペーシアの2022年3月時点の査定価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2014年には12万台強の販売台数を記録したスペーシアは、現時点で11年落ちとなっていますが、その買取相場として上記査定価格を見ると、2WDで10-29万円、4WDで33-49万円となっています。

新車価格からの値落ち率で見ると、2WDで79-92％程度、4WDで67-75％程度で、これは11年落ちの軽トールワゴンの値落ち率ちとしてはかなり値が落ちにくいレベル言えると思います。
（ただし、ライバル車のN-BOXの平成26年式と比較すると値落ち率が高く、中古車需要でもN-BOXの後塵を拝していることは否めません。）

2WDより4WDの値落ち率が低く、2WDと4WDの査定評価差は19-23万円あります。

グレード別に見ると2014年6月に投入された特別仕様車「Xリミテッド」の値落ち率が一番低く、平成26年式スペーシアの下取り・買取における査定評価では有利なグレードになっています。

【2022年3月時点】
平成26年式スペーシアカスタムの2022年3月時点の査定価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

平成26年式スペーシアカスタムの上記の査定価格は、2WDで36-46万円、4WDで51-61万円となっています。

同一グレードの2WDと4WDの査定評価差は15-16万円で需給バランスで4WDの買取が有利です。

ノーマルのスペーシアとの値落ち率の比較では、スペーシアカスタムの方が値落ち率が低く、買取・下取りで優位性がある結果と言えます。

特別仕様車の「Jスタイル」（2014年12月投入）については、投入時期の関係もあり、他のグレードよりも値落ち率が低くなってます。