平成29年式（5年落ち）フィットの買取相場定点観測

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ前平成29年式フィットの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2017年のフィットの販売台数は前年比7.3％減の97,939台で登録車順位6位に後退し、前年のフルモデルチェンジ効果で台数を伸ばしたフリードに初めて抜かれ、ホンダ車首位の座も明け渡しました。

この平成29年式フィットは現在8年落ちですが、まずマイナーチェンジ前平成29年式フィットの買取相場の参考値として上記の査定価格を見てみましょう。

ガソリン車の1.3Lの2WDは新車価格から52-57％程度値を落とし、52-74万円となっています。ここ最近は中古車市場のひっ迫から査定価格としては堅調な状況が続いています。

4WDは2WDよりも値落ち率が低く、2WDに対して13-15万円のプラスの査定評価で67-87万円になっています。

1.5Lは「15XL」と「RS」の2タイプですが、「15XL」の査定評価が相対的に低い一方で、スポーツタイプの「RS」の査定価格はガソリン車の中で格段に高く、特に6MTの「RS」は108万円の査定価格です。

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ前平成29年式フィットハイブリッドの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

マイナーチェンジ前の平成29年式フィットハイブリッドの査定価格としては、2WDで70-93万円、4WDで85-108万円となっています。

タイプ別の値落ち率を見ると、「Sパッケージ」の値落ち率が最も低くなっています。

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ後平成29年式フィットの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2017年6月にフィットのマイナーチェンジが実施され、安全支援システムの「Honda SENSING」を採用し、内外装の変更、ボディカラーの設定変更、タイプの変更が行われました。

マイナーチェンジ前と比較すると、当然のことながら値落ち率が下がり、査定評価が上がっています。

1.3Lエンジンの「G」系タイプの査定価格は2WDが60-82万円、4WDが75-97万円です。

1.5Lエンジンの査定価格は、「15XL ホンダセンシング」の2WDが70万円、4WDが85万円、「RS ホンダセンシング」のCVTが100万円、6MTが126万円となっています。

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ後平成29年式フィットハイブリッドの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

フィットハイブリッドも「L」と「S」に「Honda SENSING」が採用されました。

査定価格は2WDで72-105万円、4WDで87-120万円となっています。