平成22年式（12年落ち）ヴォクシーの買取相場定点観測

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ前平成22年式ヴォクシーの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2010年のヴォクシーの販売台数は前年比微増の72,163台で、前年に引き続き登録車で9位でした。

この平成22年式ヴォクシーは現在15年落ちとなっていますが、まずマイナーチェンジ前の買取相場を見てみましょう。

「X」系、「V」の2WDの査定価格は5-8万円、値落ち率は97％程度、「Z」、「ZS」系の2WDの査定価格は9-11万円で、値落ち率は96％程度となっており、「Z」、「ZS」系の方がやや値が落ちにくく、高い査定評価を受けています。

特にバルブマチック付エンジン搭載の「ZS」「ZS 煌Ⅱ」の値落ち率が低く、査定評価の高いグレードとなっています。

また、2WDよりも4WDの値落ち率が低く、同一グレードの2WDと4WDの査定評価は4-15万円となっています。

【2022年4月時点】
マイナーチェンジ後平成22年式ヴォクシーの2022年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2010年4月のマイナーチェンジにより、バルブマチック付エンジンの全グレード拡大などによる燃費性能向上、安全性向上、エクステリアデザインの変更などが行われました。

「X」系、「V」の2WDの査定価格は6-10万円、「Z」、「ZS」系の2WDの査定価格は10-15万円でマイナーチェンジ前からあまり上がっていません。

4WDは同一グレードの2WDよりも5-21万円高で、2WDよりも買取で有利なのはマイナー前と同じです。

2010年6月に発売となったスポーツ仕様の「G’s」系ですが、2WDの中では全体的に値落ち率が低く、値がつきやすいと言えます。やはり強い中古車需要を背景に有利な買取が期待できそうです。